木下工業代表の木下です。
当社は社員の6割が20代という若さ、機動力、人間力が強みです。
フレッシュな力で日本の水道事業を支え、今後も社会に貢献していくために高校生の採用に力を入れ、
毎年各地の高校へ出向き先生方とお話をさせていただいています。

この度、沖縄県石垣市にある沖縄県立八重山商工高等学校を訪問。校長の仲山久美子先生と面談をし、
仲山先生をはじめ先生方の生徒一人一人と真摯に向き合う教育方針、また生徒の望む者は何かを考え、
支援していきたいという想いに深く感銘を受けました。
学力があるからといって生徒の望まない学科を薦めるのではなく、「その生徒本人がどうしたいかという意志」を尊重すべきだというお考えに、私自身強く共感しました。
仲山校長先生との面談を通して、私も名古屋へ戻り、もう一度社員一人一人と向き合う意識を高めていきたいと改めて気づくことができました。

八重山商工は昭和41年に創立。勉強、スポーツ、文化面でもその活躍が知られる歴史ある高校です。
「友愛津梁（友愛の精神を以て広く世界を結ぶ懸け橋となり、有為な人材となる）」という
素晴らしい校訓にも心打たれます。

当社では「人間性の上に技術は成り立つ」との考えから、入社する社員を丁寧に育成し、
技術力とともに人間力の向上を目指す教育に取り組んでいます。
仲山校長先生からその点も評価いただき、生徒の皆さんの活動に役立てていただけたらと寄付をさせていただいたことを合わせ、八重山商工高校のホームページに掲載いただきました。

入社してくれる仲間を大切に育て、社会に貢献する人材になってもらえるよう、
木下工業はさらに人材育成に力を注いでまいります。